「because」と「cause」の違いと使い分け

「because」と「cause」の違いと使い分け 動詞
「because」と「cause」の違いと使い分け

「because」と「cause」という単語ですが、「原因」や「なぜなら」などの意味を持っており、どちらをどのように使用すべきか混乱しやすいと思います。

今回は、「because」と「cause」の違いや使い方を説明していきます。

2つの単語の違い

まずは簡単に2つの単語の違いを説明します。

「because」は接続詞で、「〜なので」「〜だから」という理由や原因を表します。

「cause」は名詞または動詞で、「原因」「理由」という意味の名詞、または「引き起こす」「原因となる」という意味の動詞です。

この説明だけではいまいち両者の違いや使い方がピンとこないと言う方も多いと思います。
なので、一つずつ詳しく説明します。

because

まず、「because」は接続詞として使用されます。
この単語は、「なぜか」という理由を説明する時に使います

例えば、「I am tired because I didn’t sleep well last night」(昨夜あまり眠れなかったから、私は疲れている)のように、ある状況がなぜ起こるのかを説明するために「because」を使います。

cause

一方で、「cause」は名詞または動詞として使用される単語です。

名詞としての「cause」は「原因」や「理由」を指し、
例えば「The cause of the fire was unknown」(火事の原因は不明であった)のように使われます。
このように、「cause」は「原因」そのものを意味します。

動詞としての「cause」は、「引き起こす」や「原因となる」という意味で、
例えば「Smoking can cause lung cancer」(喫煙は肺がんを引き起こすことがある)のように使います。

例文

「because」を使った例文

I didn't go to school because I was sick.
私は病気だったので学校に行きませんでした。
She's happy because she passed her math test.
彼女は数学のテストに合格したので、嬉しいです。
We need to leave early because the traffic is bad.
交通渋滞がひどいので、早めに出発する必要があります。

「cause」を使った例文

Smoking can cause serious health problems.
喫煙は深刻な健康問題を引き起こすことがあります。
The heavy rain was the main cause of the flood.
その洪水の主な原因は大雨でした。
Lack of exercise can cause tiredness.
運動不足は疲労を引き起こすことがあります。

まとめ

いかがでしたか?「because」と「cause」は混乱しやすい単語です。
その為、違いや使い分けを理解するのが少しややこしいかと思います。この記事で多少なりでも二つの単語の違いや使い分けを伝えられていたら嬉しいです。

動詞名詞接続詞
yuki

英語好きの英語探求者です。
英単語の違いを探究していきます。
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