「noisy」と「loud」の違いと使い分け – 「うるさい」を意味する英語を徹底解説!

「noisy」と「loud」の違いと使い分け – 「うるさい」を意味する英語を徹底解説! 形容詞
「noisy」と「loud」の違いと使い分け – 「うるさい」を意味する英語を徹底解説!

「noisy」と「loud」という単語ですが、どちらとも「うるさい」を表す言葉として使われることがあります。

しかし、この二つの単語にはニュアンスの違いがあります。
今回は、「noisy」と「loud」の違いを説明していきます。

2つの単語の違い

まずは簡単に違いを説明します。

「noisy」は不快な雑音を指します。

一方で「loud」は音が大きいことを意味します。

それぞれをもっと詳しく意味や使い方をみていきましょう。

noisy

「noisy」は、特に都市環境や工場、または大勢が集まる場所などで使われることが多い言葉です。
この言葉は、周囲が多くの音で満たされていて、それが通常は不快に感じられる場合に用いられます。音の質も含めて、環境全体が騒がしいというニュアンスがあります。

例えば、工事現場の機械の音、人々の話し声、車の騒音などが一緒になって、「noisy」な環境を形成します。

loud

一方で、「loud」は単に音のレベルが高いことを指します。
この言葉は、音楽や人の声に関係なく、どのような音でもその音量が大きい場合に使われます。

ここでのポイントは、音の大きさが主な焦点であり、必ずしもその音が不快だとは限らないことです。
例えば、ライブコンサートで演奏される音楽は「loud」ですが、聴衆にとっては楽しいものです。

例文を元にして違いを理解しよう

同じ例文で単語だけを入れ替えて具体的に説明していきます。

「noisy」を使った例文

The library was surprisingly noisy today, making it difficult to concentrate.
図書館は今日驚くほど騒がしく、集中するのが難しかったです。

この例文では、図書館という通常静かなはずの場所が、不規則な音や多くの人の話し声などで満たされている様子が表現されています。

ここでの「noisy」は、不快感のある騒がしさであることを強調しています。

一方で、この文章に「loud」を使った場合はどうなるか見てみましょう。

「loud」を使った例文

The library was surprisingly loud today, making it difficult to concentrate.
図書館は今日驚くほど音が大きく、集中するのが難しかったです。

「loud」を使った例文も文法的には正しいですが、図書館という文脈で「loud」を使うと、何かの音が大きいことが表される為、少し違和感のある文になってしまいます。

例えばアナウンスやイベントで大音量で何かが流れている場合などはこの文でも問題ありません。

しかし、一般的に図書館の状況を表すには「noisy」の方が適切です。

例文

noisy

The classroom became very noisy when the teacher stepped out.
先生が外に出ると、教室がとても騒がしくなった。
My neighbor's dog is noisy at night and often keeps me awake.
隣の犬が夜にうるさくて、よく私を起きさせます。
During the festival, the streets are noisy from morning until night.
祭りの間、通りは朝から晩まで騒がしいです。

loud

She speaks in a loud voice so everyone can hear her.
彼女は誰もが聞こえるように大声で話します。
The music at the concert was so loud that my ears rang.
コンサートの音楽がとても大きかったので、私の耳が鳴りました。
Please turn down the TV; it's too loud.
テレビの音量を下げてください。大きすぎます。
形容詞
yuki

英語好きの英語探求者です。
英単語の違いを探究していきます。
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