「evidence」と「proof」の違いと使い分け – 「証拠」を意味する英語を徹底解説!

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「evidence」と「proof」の違いと使い分け – 「証拠」を意味する英語を徹底解説!

「evidence」と「proof」という単語ですが、どちらとも「証拠」を表す言葉として使われることがあります。
しかし、この二つの単語にはニュアンスの違いがあります。

今回は、「「evidence」と「proof」の違いを説明していきます。

2つの単語の違い

まずは簡単に違いを説明します。

「evidence」は何かを裏付けるための情報や事実を意味し、まだ結論には至っていない段階の材料のことを示します。

一方で「proof」はある主張が正しいと最終的に示すものです。
結論に至る十分な根拠のことを示しています。

この説明だけではいまいち両者の違いや使い方がピンとこないと思うので、
一つずつ詳しく説明します。

evidence

まず、「evidence」は何かを証明するための手がかりや材料のことを指します。

たとえば、警察が事件を捜査するときに見つける指紋、目撃証言、防犯カメラの映像などはすべて「evidence(証拠)」です。

ただし、これらはまだ「事実を完全に証明した」とは言えず、それらを組み合わせて結論を導くための要素にすぎません。

だから、「evidence」は「証明の手助けとなる情報」と考えるとよいです。

proof

一方、「proof」はその情報や証拠が積み重なって、最終的に「これは真実だ」と確定させる力を持ったものを指します。

たとえば、DNA鑑定で犯人が明確に特定できた場合、その結果は「proof(証明)」になります。
つまり、「evidence」が集まって十分な根拠になったとき、それが「proof」に変わるとも言えます。

文法的には、「evidence」は基本的に数えられない名詞(不可算名詞)として扱われます。
「an evidence」とか「evidences」とは通常言いません。

逆に、「proof」は数えられることもあり、「a proof」「several proofs」といった形も使えます。
特に科学や数学などで「いくつかの証明方法がある」と言うときに複数形が使われます。

例文

evidence

The police found no evidence of a break-in.
警察は侵入の証拠を見つけられなかった。
There is strong evidence that he was at the scene of the crime.
彼が犯行現場にいたという強い証拠がある。
The scientist presented new evidence to support her theory.
その科学者は自説を裏付ける新しい証拠を提示した。

proof

We finally found proof that he lied.
私たちは彼が嘘をついたという決定的な証明をついに見つけた。
This photo is clear proof that she was there.
この写真は、彼女がそこにいたという明確な証明だ。
Can you give me any proof of your identity?
あなたの身元を証明するものを見せてもらえますか?

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yuki

英語好きの英語探求者です。
英単語の違いを探究していきます。
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