「repair」と「mend」の違いとは?わかりやすく説明します!

動詞

「repair」と「mend」という単語ですが、どちらとも「修理する」という動作を表す言葉として使われます。
しかし、この二つの単語にはニュアンスの違いがあります。
今回は、「repair」と「mend」の違いを説明していきます。

2つの単語の違い

「repair」は建物や機械などの大きな損傷や欠陥を直す際に使われることが多いのに対し、「mend」は手芸の様な、小さな修復や直しを指すことが多いと言えます。

では、一つずつ説明していきます。

repair

「repair」は、壊れたり、機能しなくなったりした物を元の状態に戻す、またはその機能を復元することを指します。この単語は、機械や電子機器、車、建物などの修復や再生に関連する作業に関して使用されることが多いです。

具体的な例

  • 車のエンジンを修理する
  • 洪水の影響で壊れた家を修復する
  • コンピュータのハードウェアの故障を修理する

mend

「mend」は、手芸の様な、小さな修復や直しを指すことが多く、特に衣類の修理などの文脈で使用されることが多いです。
それに限らず、関係や健康の回復などの文脈でも使われることがあります。

具体的な例

  • セーターの穴を縫い合わせる
  • 靴の底が取れたので、それを修繕する
  • 友情に亀裂が入ったので、関係を修復する

例文を元により詳しく解説

例文を元に詳しく解説していきます。

「repair」を使った例文

I need to repair my bicycle.
自転車を修理しなければならない。

この文章はとても自然な文になります。
自転車の修理に関しては、特定の部品の交換や調整が必要となることが多いため、「repair」を使った表現は適切と言えます。

一方でこれを「mend」に変えた場合は下記のようになります

「mend」を使った例文

I need to mend my bicycle.
自転車を修理しなければならない。

この文は文法的に間違っているわけではありませんが、英語圏の人々の中で「mend」を自転車の修理に使うことは少ないかもしれません。
その為、ネイティブスピーカーにとってはやや不自然に感じる可能性があります。

ただ、文脈によっては「mend」を使って自転車の小さな修復や調整を表現することも可能です。
例えば、パンクしたタイヤを直す場合などは「mend a flat tire」などと言えます。

このような使い方が可能な理由としては、タイヤのパンク修理に求められる作業が、穴を塞ぐ、パッチを当てる、またはチューブを交換するといった行為に関連しているためです。これは、衣服の小さな穴を縫う修復作業と同じような感覚を持つことから、「mend」が使用されることがあります。

例文

repair

The technician will repair the damaged computer tomorrow.
技術者は、壊れたコンピュータを明日修理します。
After the storm, many houses needed urgent repairs.
嵐の後、多くの家が緊急の修理を必要としました。
The bridge is closed for repairs until next month.
その橋は来月まで修理のため閉鎖されています。

mend

Can you mend this torn bag for me?
この破れたバッグを私のために繕ってもらえますか?
Her broken heart took time to mend.
彼女の傷ついた心は、治るのに時間がかかりました。
I managed to mend the puncture on my bicycle tire.
自転車のタイヤのパンクを修理することができました。

まとめ

いかがでしたか?「repair」と「mend」は似た意味を持っているため違いや使い分けを理解するのは難しいかと思います。この記事で多少なりでも二つの単語の違いや使い分けを伝えられていたら嬉しいです。

ではまた!

動詞
yuki

英語好きの英語探求者です。
英単語の違いを探究していきます。
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