「go to sleep」と「go to bed」は、どちらとも「寝る」という意味を持つ英単語です。
しかし、この二つの単語にはニュアンスの違いがあります。
この記事では、「go to sleep」と「go to bed」の違いと使い分けを説明していきます。
2つの表現の違い
「go to bed」は、文字通り「ベッドに行く」ことを意味し、就寝の準備やベッドに横になる行為を指します。
一方で、「go to sleep」は「眠る」という行為そのものを指し、実際に眠りにつくことを意味します。
この説明だけではいまいち使い方や違いがピンとこないと思いますので、一つずつ詳しく説明します。
go to bed
まず、「go to bed」は直訳すると「ベッドに行く」となりますが、これは具体的には就寝の準備をすること、つまり寝間着に着替えたり、歯を磨いたりする行為を含んでいます。また、ベッドに横になることも含まれますが、必ずしも眠ることを意味するわけではありません。例えば、本を読むためにベッドに入る場合も「go to bed」と言えます。
go to sleep
対照的に、「go to sleep」は「眠る」という行為そのものを指します。この表現は、人が実際に眠りについている状態を表すために用いられます。ですので、ベッドに入っていても、まだ起きている状態では「go to sleep」とは言いません。
例文
「go to bed」を使った例文
Every night, I go to bed at 9 pm but fall asleep much later. 毎晩、9時にはベッドに行きますが、ずっと後に寝付きます。
Before I go to bed, I always brush my teeth. ベッドに行く前に、いつも歯を磨きます。
Even though he goes to bed early, he often struggles to go to sleep. 彼は早くベッドに行きますが、よく眠りにつくのに苦労しています。
「go to sleep」を使った例文
I usually go to sleep around 10 pm every night. 私は普段、毎晩10時頃に寝ます。
After reading a book, I go to sleep feeling relaxed. 本を読んだ後、リラックスして眠りにつきます。
If you're tired, you should go to sleep early. 疲れているなら、早く寝るべきです。
まとめ
いかがでしたか?「go to sleep」と「go to bed」は少し似た意味を持っているため違いや使い分けを理解するのは難しいかと思います。この記事で多少なりでも二つの単語の違いや使い分けを伝えられていたら嬉しいです。