「journal」と「diary」という単語ですが、どちらとも「日記」を表す言葉として使われることがあります。
しかし、この二つの単語にはニュアンスの違いがあります。
今回は、「journal」と「diary」の違いを説明していきます。
2つの単語の違い
まずは単語の違いを簡単に説明します。
「journal」は、日々の出来事だけでなく、幅広い内容やテーマについて書くために使われます。
一方、「diary」は、主に日々の出来事や感情を時系列に沿って記録するために使われます。
それぞれをもっと詳しく意味や使い方をみていきましょう。
journal
「journal」は、非常に多様な内容を書くための記録帳です。
単なる日々の出来事にとどまらず、アイデア、感想、計画、研究ノートなど、幅広いテーマについて書くことができます。
このため、形式も自由であり、特定のテーマに関する記録として使われることが多いです。
例えば、旅行中の経験や感想を書き留める「旅行記」、読書の記録や考察をまとめる「読書記録」、仕事や学業の進捗を管理する「プロジェクト進捗記録」などが含まれます。
また、自己啓発や目標設定のためのツールとしても活用されることがあります。
このように、「journal」は日常生活におけるあらゆる側面を包括的に記録するためのものです。
diary
一方で「diary」は、主に日々の出来事や感情を時系列に沿って記録するためのものです。
日々の個人的な出来事やその日に感じたこと、考えたことを詳細に書き留めることが一般的です。
多くの場合、プライベートな内容が中心となり、その日の出来事を振り返りながら、感情や思考の変化を記録します。
例えば、「今日はどんな出来事があったか」「その出来事に対してどう感じたか」などを具体的に書き出します。
このため、「diary」は個人的な内省や感情の整理に役立ちます。
例文
journal
She writes in her journal every night before bed.
彼女は寝る前に毎晩ジャーナルに書きます。
The scientist kept a journal of his experiments.
科学者は実験の記録をジャーナルに残していました。
Reading old journals can be very interesting.
古いジャーナルを読むのはとても興味深いです。
diary
I write about my day in my diary.
私は日記に自分の日について書きます。
She keeps a diary to remember special moments.
彼女は特別な瞬間を覚えておくために日記をつけています。
His diary is full of his thoughts and feelings.
彼の日記は彼の考えや気持ちでいっぱいです。