「break」と「destroy」の違いと使い分け –「壊す・破壊」を意味する英語を徹底解説!

「break」と「destroy」の違いと使い分け –「壊す・破壊」を意味する英語を徹底解説! 動詞
「break」と「destroy」の違いと使い分け –「壊す・破壊」を意味する英語を徹底解説!

「break」と「destroy」という単語ですが、どちらとも「壊す」や「破壊する」を表す言葉として使われることがあります。

しかし、この二つの単語にはニュアンスの違いがあります。
今回は、「break」と「destroy」の違いを使い方を説明していきます。

2つの単語の違い

まずは単語の違いを簡単に説明します。

「break」は、物が壊れて部分的に損傷したり、機能しなくなることを指します。

一方、「destroy」は完全に破壊して、元に戻せない状態にすることを意味します。

それぞれをもっと詳しく意味や使い方をみていきましょう。

break

「break」は、物が部分的に損傷したり、機能が一部失われることを指します。
ここで重要なのは、修理や再利用が可能なレベルの破損であるという点です。

例えば、ガラスのコップが割れても、その破片を集めて接着することで修復できる可能性があります。また、機械の一部が故障した場合、部品交換や修理を通じて再び正常に動作させることができます。

つまり、「break」は「壊れても元に戻せる可能性がある」状態を指すのがポイントです。

destroy

一方で「destroy」は、物が完全に破壊され、元の状態に戻すことが不可能な場合を指します。

「完全に破壊された」と認識するラインは、「その物が元の形や機能を完全に失い、修復や再利用が一切不可能になった状態」と言えます。

例えば、建物が火災で全焼し、跡形もなくなる場合や、爆発で粉々に吹き飛ばされる場合などです。
こうした場合、物を修理するのではなく、ゼロから新しく作り直す必要があります。

「destroy」は「元に戻せない完全な損壊」を意味するのが特徴です。

例文

break

I accidentally broke my mom's favorite cup.
私はうっかりお母さんのお気に入りのカップを割ってしまいました。
Please be careful not to break the vase.
花瓶を割らないように気をつけてください。
He broke his leg while playing soccer.
彼はサッカーをしている時に足を骨折しました。

destroy

The storm destroyed many houses in the town.
嵐が町の多くの家を壊しました。
If you pour water on this, it will destroy the electronic device.
これに水をかけると、その電子機器が壊れてしまいます。
The fire destroyed the whole forest.
火事が森全体を焼き尽くしました。
動詞
yuki

英語好きの英語探求者です。
英単語の違いを探究していきます。
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