「road」と「street」という単語ですが、どちらとも「道」を表す言葉として使われることがあります。
しかし、この二つの単語にはニュアンスの違いがあります。
今回は、「road」と「street」の違いを説明していきます。
2つの単語の違い
まずは簡単に違いを説明します。
「road」は長距離移動のための道を指します。
一方で、「street」は住居や商業施設に隣接する、歩行者も歩くような道です。
この説明だけではいまいち両者の違いや使い方がピンとこないと思うので、
一つずつ詳しく説明します。
road
「road」は、都市部、郊外、田舎を問わず、長距離移動のための道を指し、主に車両の移動を目的としています。
高速道路や幹線道路などが該当します。
住宅街の中の短い道や、建物に挟まれた道、歩行者専用の道などは「road」には当てはまらないので注意です。
重要なポイントとしては、車両による長距離移動や物資の運搬を支えるインフラである点です。
また、都市間を結ぶなどの役割が強調されます。
street
「street」は、主に都市や町の中にある、建物に挟まれた道を指します。
住宅街や商業施設に隣接する形で設けられている道路が「street」です。
高速道路や都市間を結ぶ主要道路、郊外や田舎の広い道路は「street」ではないので注意してください。
重要なポイントとしては、人々の生活や商業活動に密接に関連している道であることです。
車両の他にも歩行者や自転車が使用する道が「street」に当たります。
ちなみに、田舎にある、車が通れない小道は「road」や「street」には当てはまりません。
このような道は、一般的に「小道(pathway)」や「歩道(footpath)」、「トレイル(trail)」などと呼ばれます。
例文
road
The road to the school is very long.
学校までの道はとても長いです。
There is a big tree on the side of the road.
道の横に大きな木があります。
We walked along the road to the park.
私たちは公園まで道に沿って歩きました。
street
My house is on Green Street.
私の家はグリーン通りにあります。
The street is very quiet at night.
夜になるとその通りはとても静かです。
There are many shops on this street.
この通りにはたくさんの店があります。